参加者によって多くの海洋ごみが回収された＝25日、嘉弥真島（提供）

　カヤマ島ビーチクリーン（美ら花グループ70周年記念事業実行委員会主催）が25日、嘉弥真島で行われ、同グループ関係者や一般客など約100人が参加。海岸清掃や記念植樹などを実施した。谷崎樹生氏による自然ガイドも行われた。

　同事業は、同グループの創業70周年を記念したイベントの第3弾。同島のブルーロックビーチや恋人の浜、ノッチ岩、海人の岩の4カ所から土のう袋220袋と漁具など約2.5㌧の海洋ごみを回収した。

　記念植樹では、プルメリアやカエンボク、ブーゲンビリア、ヤラブ、ニトベギク、キョウチクトウなど合わせて218本を植樹した。

　海水浴や自然講話、月桃葉を使った手作り教室、自然散策なども行われた。

　同イベントは、持続的な地球環境の保全・ＳＤＧｓの取り組みの一環として実施。国内外から流れ着く漂流ごみを参加者で確認し、清掃や植樹を通して八重山の自然を守る意識を高めることを目的に開催された。