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宇部日報社

「二十歳のつどい」会場にプリクラ設置を 探究塾が市長に提案【宇部】

 宇部市の高校生で組織する探究塾のメンバー12人が24日、市役所を訪れ、篠﨑圭二市長に来年の「二十歳のつどい」を盛り上げるため、会場にプリントシール機を設置することを提案した。篠﨑市長は「実現に向けて取り組みたい」と若者たちの申し出を快諾した。

 社会の課題解決に取り組む探究塾では、コロナ禍で延期されたり2部制で行われたりして従来ほど盛り上がっていないつどいを活気づけようと協議。業者が集まって晴れの日をサポートする成人式応援し隊(渡壁光路代表)の協力を得て、振り袖で会場を視察するなどしてアイデアを練ってきた。

 つどいへの出席後に商業施設で友達とプリクラを取り合うのをヒントに「それならいっそのこと成人式会場に設置してみては」と思い付いた。

 プリントシール機、ゲーム機などを展開するフリュー(本社東京)と自ら交渉。新しい市場を開拓していきたい同社の考えと一致し、無償提供の内諾を得た。当日、会場が混雑して撮れなかった人のために地元のゲームセンターとも交渉し、半額で撮影されるようにもこぎつけた。

 篠﨑市長は「実現に向けて課題を解決していきたい。市では次世代の主人公である若者の意見をどんどん採り入れている。自分の生まれたまちに関わり、そして愛して」と高校生の頑張りを評価した。

 生徒代表の清水惇大君(宇部フロンティア大付属香川高2年)は「提案を受け入れてもらってうれしい。これからも若者の発想で課題を解決していきたい」と話した。

 例年、つどいには対象者の7割以上が出席していた。コロナ禍で5月に延期された2021年は4割弱にとどまり、22年、23年は6割台まで回復した。

 探究塾は高校生の総合的な探究活動として、校内にとどまらず実社会に出て課題を見つけ解決しようと4年前に発足。毎年、メンバーを入れ替えて活動している。現在は6校12人が参加している。

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