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長野日報社

中川人形浄瑠璃、熱演 保存会3年ぶり定期公演 長野県中川村

嫉妬心を燃やした清姫の情念が表現された「日高川入相花王―渡し場の段」の一場面

 長野県中川村の中川人形保存会と村公民館は「中川人形浄瑠璃」の第10回公演を25日、中川文化センターで開いた。同会が得意とする「三番叟」と「日高川入相花王―渡し場の段」を上演し、詰め掛けた観客らに感動を与えた。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、定期公演は2020年以来3年ぶり。今年は、伊那市民大学講座でも発表をしている。

 公演では、幕開けの祝儀に舞う「三番叟」と、「安珍清姫伝説」として知られる「日高川入相花王―渡し場の段」の上演に加え、三味線や太夫、人形遣いなどの解説も行われた。

 「日高川―」では、安珍に恋焦がれた清姫が嫉妬に狂って日高川に飛び込み、大蛇に姿を変えて川を渡っていく迫力の場面に、大きな拍手が送られていた。

 保存会の下平達朗会長は「コロナ禍で中止や順延を経ての上演となった。きょうご覧になった皆さんも村に伝わる伝統芸能に関心を持ってもらえればうれしい」と話し、「来年以降も新しい演目に挑戦しながら、通常通りの開催を目指したい」と意気込みを示していた。

 同日は、過去の定期公演を通じて交流していた、同村に学童疎開していた二子玉川小学校(東京都)出身者も久しぶりに来村。公演後は村関係者らと交流を深めた。

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