全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

樽前山麓の苔の回廊散策 自然公園財団支笏湖支部

一般財団法人自然公園財団支笏湖支部は17日、樽前山の北山麓に位置する苔の回廊「楓沢(かえでさわ)」を巡る自然観察イベントを行った。コケに覆われた渓谷の神秘的な情景が参加者を魅了していた。

苔の回廊を散策する参加者

 市内外の5人が参加し、千歳市モラップの旧モーラップ樽前荘前の駐車場から同支部の自然解説員先田次雄さん(71)の案内で、歩いて同回廊を目指した。

 樽前山の噴火に伴う火砕流堆積物が固まった後、土石流による浸食でできた枯れ沢で、最大8メートルもの切り立った壁面をコケが覆う光景に「すごい」などと感嘆の声が上がった。

 先田さんは、岩に浸透した雨水や霧でコケは育っているとし「岩の水によって沢の温度は周囲よりも数度低い」と説明。場所によって観察できるコケが異なり「正式な調査はしていないが、苔の洞門と同様、約100種類と推定される」と解説した。

 札幌市から母親と参加した大学生の奥津安見子さん(20)は「コケが思っていたよりもふさふさで印象が変わった。沢もひんやりしていて、心地よかった」と感動していた。

関連記事

紀伊民報社

「持ち帰らないで」 外来生物オオキンケイギク

 特定外来生物のオオキンケイギク(キク科)が、和歌山県紀南地方の河川敷や道路沿いなどで鮮やかな黄色の花を咲かせている。取り扱いには注意が必要で、栽培や運搬、販売、野外に放つことなどが外来生物法で...

荘内日報社

羽黒山中腹・南谷“芭蕉ゆかりの地”きれいに 羽黒小伝統の清掃奉仕 史跡整える

 松尾芭蕉が「奥の細道」で1週間滞在した鶴岡市の羽黒山中腹にある南谷で21日、地元・羽黒小学校(八渡宗一郎校長)の子どもたちが伝統の清掃奉仕を繰り広げた。熊手を使ってスギの枯れ葉を集め“芭蕉ゆかりの地”...

ホワイトアスパラ無償提供 音更・竹中農場が帯広の仏料理店へ 恩人に感謝

 音更町の竹中農場(竹中章代表)は、農場で収穫するホワイトアスパラガスを、フランス料理店「メゾン・ド・ルミエール」(帯広市西8南14、奥村彰教オーナーシェフ)に無償提供、同店で23日からホワイトア...

宇部日報社

「日本一学生が活躍するまちづくり」始動 若者の視点で施策吟味【宇部】

 宇部市は21日、学生と一緒に市の事業を企画・提案する「日本一学生が活躍するまちづくりワークショップ」の第1回を山口大工学部の「志イノベーション道場」で開催した。公募に応じた県内の学生43人が...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク