宮良小恒例の川下り 手作りいかだで自然満喫

宮良小学校恒例の川下りを楽しむ児童ら=18日午前、宮良橋
宮良小学校(東由美子校長)恒例の川下りが18日午前、宮良川で行われ、小学6年生14人が手作りのいかだに乗って地域の歴史を学び、大自然を満喫した。
川下りは、体験学習「第44回われら探検隊・川下り」の一環。地域の保育園児も参加し、浜遊びやマングローブの自然、宮良村の歴史・平和などを各学年ごとに学習する。6年生はその集大成として川下りを行っている。
満潮に合わせて児童らは午前7時過ぎ、3艇のいかだに分かれて赤下橋を出発。約2時間かけて上流から宮良川河口を目指した。
川下りで使用したいかだやオールは全て手作り。丸太や一斗缶などを使ってPTAなどの協力のもと作り上げた。ゴール地点の宮良川河口では、園児・児童らが「おかえりなさい」との横断幕をもって出迎えた。
石垣結衣さん(11)は「最初は不安だったけど、無事に到着できて満足している。みんなで協力してできてよかった。洞窟の近くでおにぎりを食べたのが楽しかった」と笑顔。
服部日香さん(同)は「大変なところもあったけど、誰もけがをせずにゴールできてよかった。岩に乗り上げていかだが倒れそうになるハプニングもあっけど、船頭の人が棒で押して対処してくれた。自然のすばらしさを感じることができた」と満足した様子だった。
関連記事
地酒で地域の魅力発信 来月31日「初夏の呑みあるき」 長野県伊那市
長野県伊那谷の地酒を味わう第28回「信州伊那街道初夏の呑みあるき」(実行委員会主催)が5月31日午後3時30分から伊那市のセントラルパーク、いなっせ北側広場、通り町商店街で開かれる。辰野町から飯田...
日本酒飲んで復興後押し 酔仙酒造・陸前高田市を応援する会 苫小牧
東日本大震災で津波被害を受けた岩手県陸前高田市と同市の酒造会社・酔仙酒造を支援する「酔仙酒造・陸前高田市を応援する会」(岡部喜代司、加藤孝治共同代表)が21日、苫小牧市住吉町のアールベルアンジェ...
500人大合唱、団員募る 帯広三条高が秋の110周年式典向け
帯広三条高校の110周年記念協賛会(松本健春会長)は、記念式典(10月18日・帯広市民文化ホール)で同窓生ら総勢500人による大合唱を披露する音楽会を開く。7月頃まで記念合唱団員を募集している。 ...
理大生が国連シンポジウムで大役 日本の薬乱防止活動を発信【山陽小野田】
山口東京理科大薬学部6年の田苗悠華里さんと梶本莉世さんが今春、オーストリアのウィーンで開かれた第68回国連麻薬委員会(CND)のシンポジウムに参加し、日本の薬学生の立場で薬物乱用防止活動の重...