「真夏のＳＤＧｓボードゲーム大会」開催にあたり記者会見を行う一般社団法人八重山青年会議所の役員ら＝16日午後、同会議所事務局

　一般社団法人八重山青年会議所（ＪＣ、中川和紀理事長）は16日、記者会見を開き、小学生から大人までを対象とした「真夏のＳＤＧｓボードゲーム大会」を7月29日と8月19日にチャレンジ石垣島で開催すると発表した。

　八重山青年会議所は、2021年に石垣市とＳＤＧｓ推進連携協定を締結。今年度は、会議所内にＳＤＧｓ推進委員会を設置し、ＳＤＧｓの幅広い普及を推進している。

　同会議所によると、今大会で使用する八重山版ＳＤＧｓボードゲームは、やいまＳＤＧｓ推進協議会によって郡内小学校へ無料配布されている。ただ、遊び方を指導できる人がいないという課題も挙がっていた。

　そこで、ボードゲーム大会の開催と同時に、学校教職員向けのＳＤＧｓボードゲーム研修も計画。7～10月に3市町の教育委員会と連携して研修を実施し、教職員にボードゲームの講師資格取得を目指してもらう予定。

　中川理事長は「今年度のスローガン『八重山への恩返し』にもあるように、八重山の未来を担う子どもたちが将来に希望を持てるような活動を推進している。子どもたちと教職員向けの両方を開催することで、ＳＤＧｓの輪を郡内に広げていきたい」と意気込み。

　ＳＤＧｓ推進委員会の金城恵輔会長は「子どもから大人まで楽しめるボードゲームなので、お誘いあわせの上、ぜひ遊びにきてください」と多くの参加を呼び掛けている。

　同大会への参加申し込みや問い合わせは、八重山青年会議所（82―6566）まで。定員は各回、先着24人となっている。