全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

石垣島に新種ゾウムシ 「リュウキュウカレキ」 OIST、やんばるでも発見

石垣島ややんばるで発見され、新種記載されたリュウキュウカレキゾウムシ(沖縄科学技術大学院大学提供)

 沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究グループは16日、石垣島と沖縄北部やんばるで新種のゾウムシ「リュウキュウカレキゾウムシ」を発見したと発表した。

 同大学では、2015年から沖縄本島各地に網を設置。甲虫やハエ、ハチなどさまざまな昆虫を捕獲、研究してきた。この中で、やんばるの特別保護地区と石垣島の保存状態のよい森林部で採集された。

 リュウキュウカレキゾウムシは、両肩に黄色いしま模様が入り、前翅に灰色、黒色、黄色の鱗片が生えた姿で、顕微鏡で見ると背中や脚の下の方に長い鱗毛があるのが特徴。

 同大学の標本コレクションを管理する昆虫学者のジェイク・H・ルイス氏が顕微鏡分析や解剖などを行った結果、新種と分かった。

 カレキゾウムシ属には180種以上が属していることから、文献や各地の博物館、大学などの標本集を入念に調べた。

 ルイス氏は「この種を見つけたとたん目がくぎ付けになった。細長い鱗毛と独特の模様がこれまで確認されている日本の従来の種と異なっていた」と発見当時を振り返るとともに「ヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネのように琉球列島固有の脆弱な動物の一種と言えるかもしれない。琉球列島でまた新たな珍しい種が発見されたことに、沖縄の学者は関心を持つことでしょう」と沖縄の生物多様性の研究がさらに進むことを期待した。

関連記事

荘内日報社

庄内浜の夏本番!!海開き はじける笑顔 波しぶき 湯野浜 子どもたち初泳ぎ楽しむ

 梅雨明けとなった18日、鶴岡市の湯野浜海水浴場で海開きが行われた。近くの湯野浜小学校の1―6年生78人と、ひばり保育園の年長組11人が元気良く海へ飛び込み、庄内へ真夏の到来を告げた。  市湯野浜振興セン...

高級あんパン食べて 「稀」使用の4種、本別道の駅で発売

 本別町内の道の駅「ステラ★ほんべつ」はJA本別町(佐野政利組合長)と連携し、高級あん「稀(まれ)」を使用したパン4種の販売を18日から始めた。稀は栽培の難しさから「農家泣かせ」といわれ、おおむね国...

宇部日報社

さあ夏休み 楽しみだね 市内の全小・中学校で一斉に終業式【宇部】

 宇部市内の全小・中学校で18日、1学期の終業式が行われた。子どもたちは夏休みの過ごし方について聞き、1学期に使った教室などを大掃除して、長い休みに胸を躍らせて下校した。2学期の始業は8月25日...

北羽新報社

あす「能代の花火」 夜空彩る1万5千発

 第21回「港まつり能代の花火」が、19日に能代市の能代港下浜埠頭(ふとう)で開かれる。大仙市の「大曲の花火」で内閣総理大臣賞に輝いた花火師をはじめ県内外5業者が製作した作品を披露。東北唯一とされ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク