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宇部日報社

コロナ5類移行から1カ月、航空需要に回復の兆し【宇部】

リモート定着でビジネスは鈍く

 新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に移行して1カ月余りが経過した。山口宇部空港と東京・羽田を結ぶ航空機の搭乗者数は回復の兆しを見せ、4月からは昨年同月比で大きく伸びている。

 スターフライヤーとの共同運航便を含め1日6往復を運航する全日空では、4月は昨年比135%、5月は140%、6月は130%と、3~4割の伸びを見せている。昨年のこの時期は194人乗りのエアバス321機を就航させていたが、今年は座席が4割多い270人乗りのボーイング767機に変更した。

 同社山口支店の寺岡厚一支店長は「きちんと統計を取っているわけではないが、肌感覚では観光需要はほぼコロナ禍前に戻っている」と話す。一方、リモート会議やテレワークをはじめとする新しい働き方が定着したことでビジネス需要の回復は鈍く、コロナ禍前には戻らないと想定している。

 1日4往復を運航する日本航空も同じ期間、搭乗者は前年比2~3割増えているものの、ビジネス需要の回復力は弱いという。

 夏休み期間中の需要については、両社とも「予約が入るのはこれから」としながらも、前年比で大幅な伸びを見込む。

 寺岡支店長は「7月中旬で全国旅行支援は終了するが、多くの企業が賃上げや夏のボーナスを増額する傾向にあり、リベンジ消費として旅行を挙げる消費者も多い。家族連れの旅行客や帰省客の増加に期待したい」と話した。

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