貴重な非常設資料ずらり 八重山博物館が見学会 バンナ収蔵庫、今月から一般公開

石垣市立八重山博物館が開館した当時に寄贈された旗頭を見る市民ら=11日午後、石垣市立八重山博物館バンナ収蔵庫

昨年5月に完成したバンナ収蔵庫で特別見学会が開かれた=11日午後
石垣市立八重山博物館のバンナ収蔵庫の収蔵品を見学する「バックヤード特別見学会」(石垣市教育委員会主催、石垣市立八重山博物館主管)が11日、同収蔵庫で開かれ、多くの市民が来場した。収蔵庫が完成してから初めての試み。
収蔵庫には、本館の常設展では展示しきれない各村の獅子を展示。真栄里、新川、宮良、伊原間の獅子が一堂に並べられ、顔の違いなどを見比べられる。隣には、桃原用昇氏から寄贈を受けた島常賀氏製作の陶製獅子も収蔵されている。
八重山では明治以前まで使用された土器づくりの「パナリ焼」も200点以上収蔵。現代の陶芸家が復元を試みた作品もある。
博物館は復帰事業の一環で開館しており、開館間もない時期に寄贈された旗頭、字石垣の光頭や字登野城の松竹梅も展示。夜光貝をつぶしてちりばめ、キラキラ光るようにするなど、昔ながらの作り方も垣間見える。
このほか、昔ながらの精米機などもあり、年配の人が懐かしがりながら見学する様子や、子や孫に説明しながら回る人も見られた。
常設展にはない「自然コーナー」もあり、アカショウビンなどの模型も展示されている。VR体験コーナーもあり、石垣島の自然を映像で楽しめる。
同収蔵庫は、昨年5月に完成。本館から順次、収蔵品を移動させ、現在は収蔵庫の5割程度のスペースが使用されている。今月から一般公開も始まり、2週間前までに申請すれば、収蔵庫内を見学できる。
特別見学会に訪れた木之下真由美さん=登野城=は「常設展では置いていないものがたくさんあり面白かった。獅子の顔は村によって似ていそうで違うんだなと感じた」と感想を述べた。
バンナ収蔵庫の敷地面積は626・13平方㍍、延べ床面積245平方㍍、鉄骨造り・平屋建て。場所は、登野城2108の13。
同館本館では、企画展「新収蔵品展」を今月20日まで開催しており、期間中は常設展も無料。
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