
地ビール「宮田高原の風」の今年度醸造に向け、雨と霧の中で行われた採水作業
長野県宮田村の酒販店4店でつくる村酒販店活性化委員会(細田健一委員長)は12日、宮田産の地ビール「宮田高原の風」の今年の醸造に向け、原料となる「水」の採取作業を宮田高原で実施した。標高1650メートルの高原から湧き出る地下水を約2000リットルくみ上げ、7月初めの販売に向けた準備を進めた。
中央アルプスの雪解け水を生かした「他では味わえない独自の一品」を目指し、同委員会が湧き水利用に着目した事業。村内のクラフトビール製造・南信州ビールと連携し2005年から中ア中腹の「伊勢滝」付近から採水し、地ビール「伊勢滝の風」として販売を開始。同滝へのルートが土砂崩落により寸断されたため、21年から宮田高原に変更した。
採水には同委員会メンバーや南信州ビール、村関係者など10人が参加。同高原キャンプ場近くの採水場にホースを接続し、500リットル入りタンク4基を満たした。
くみ上げた地下水は同日、醸造する同村新田の南信州ビール駒ケ岳工場へ搬入。13日から仕込み作業を始め、7月初めにも瓶詰め、同6日に発表会を開き、7日から同委員経営の5店舗で販売を開始する予定。製造量は330ミリリットル換算で約3500本。価格は1本605円(税込み)。
細田委員長は「キレがあって飲みやすい味を目指している。この夏は4年ぶりに祇園祭も行われる。みんなで集まって地元の味を楽しんでほしい」と話している。
売り上げの一部は「環境保全」に役立ててもらえるよう村に寄付する。
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