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長野日報社

井上井月の未発表作、直筆で2句発見 長野県駒ケ根市の林さん宅

蔵書に挟んだ状態で発見された井月の新句「立初る霞や松に声もなき」(右)と「棹ささで越るながれや梅柳」(左)

 長野県伊那谷ゆかりの漂泊の俳人井上井月(1822~87年)の新句2句が、駒ケ根市東伊那塩田の団体職員・林賢英さん(50)宅で見つかった。林さんが蔵の書棚で発見したもので、今月に入り、井上井月顕彰会が確認。ともに春の訪れを詠んだ井月の真筆で、全集には記載がない未発表作という。

 林さんは2020年春、土蔵の整理をしていたところ、井月の名前や落款印が記された紙などを6句19枚見つけた。その後は居間に飾るなどして保管していたが、東伊那区誌編集の調査で井月と交流のあった家を訪ねていた同会理事の宮澤宏治さん(61)=同市=が、5月末に林さん宅を訪問。林さんの家族が、自宅で発見した句について宮澤さんに説明した。

 今月にかけて同会が調査を進めたところ、うち2句が新作と判明した。同会によると「立初る霞や松に声もなき」は、冷たい風で松が音を立てる季節が終わり、かすみが立つ春が訪れた喜びを表現。「棹ささで越るながれや梅柳」は川の水かさが増し、さおを使わなくても舟が流れるようになった春の光景を表している。ともに和紙に書かれ、井月の句集に挟んだ状態で発見された。字体から中期以降のものとみられる。

 林さんによると、同家は1822年から約50年間、寺子屋を開いていた。井月が書いた84年ごろの日記には、同家で食事や宿泊をしたことが記されており、つながりがあったと考えられる。

 宮澤さんは「新句が一度に二つも見つかるのは珍しいのではないか。関心を持って大事に残してくれていて有り難い」とし、井月の新句は「まだ出てくると思う」と期待。林さんは「眠っていた作品が世に出るのは、家を継ぐ身としてうれしい。大切に保存したい」と話している。

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