白くかれんな花満開 八峰町で生薬・カミツレの収穫体験

県内外から八峰町を訪れた人がカミツレの収穫を体験(八峰町峰浜高野々で)
一般社団法人「オモシエナ」は3日、八峰町が特産化を目指している生薬の一種・カミツレをPRしようと、同町峰浜高野々の畑でカミツレの収穫体験を行い、参加者は生薬栽培の一端に触れながら交流を深めた。
同団体は「八峰町から秋田を元気にしよう」と平成24年に任意団体として設立。これまでにジオパークの清掃活動やまちづくり講演会の開催、放置果樹の対策「柿の実プロジェクト」などの活動を展開してきた。昨年9月からは非営利型一般社団法人として活動している。
今回は、同町で産地化を目指すカミツレをPRしようとイベントを企画し、町農林振興課が後援。今年度町内では農家8戸が約40㌃でカミツレを栽培しており、現在各地の農園や畑で白くかれんな花が咲き、収穫はピークを迎えている。
オモシエナでは、メンバーの川村忠寛さん(39)=同町峰浜田中=の父親が所有するカミツレ畑の収穫作業を受託。SNS(インターネット交流サイト)で参加者を募り、能代市や大館市、大仙市、仙台市などから9人が申し込んだ。中には大館市のALT(外国語指導助手)ら外国出身者の姿もあった。
この日は川村さんがカミツレ畑へ案内し、収穫作業のポイントを説明。参加者は早速畑に入り、先端の花の部分を一つひとつ手で摘み取った。カミツレは爽やかな香りを漂わせ、参加者たちは「リンゴの匂いがする」と笑顔で収穫の手を進めた。
作業後は、昼食を食べながら、収穫したカミツレと乾燥させたカミツレを使用したカモミールティーを飲み比べし、豊かな風味を味わった。
親子で参加した能代市の加賀谷角さん(34)は「摘み取る感触が楽しく、同じ花をじっくり見る体験もあまりないので娘も喜んでいた」と話し、長女の穂香ちゃん(4)も「いい匂いのするお花がいっぱい取れて楽しかった」と笑顔を見せた。
川村さんは「収穫体験を通して、八峰町の生薬を町外の人に知ってもらうことができて良かった。今後もイベントとして継続していければ」と話していた。
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