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釧路新聞社

福司の海底熟成酒販売 アイコムが企画【釧路市】

  釧路の地酒「福司」を釧路沖の海底に沈めて熟成させた海底熟成酒「海燈KAITEI」の販売が開始された。釧路夕日観光船シークレインを運航するアイコム(釧路市愛国西1、佐久間陽介代表)の同海底熟成酒プロジェクトで、シークレイン船乗り場「BAYLOUNGE」、栄屋酒店、たんばやMOO店、釧路空港売店「たんばや」で90本限定で販売している。(小西靖)

 同プロジェクトは、佐久間代表の父で同観光船の船長を務める克寿さん(75)が昨年、「釧路唯一の酒蔵、福司の地酒を海底で熟成させ、まちおこしの一助にしたい」という思いで発案。プロのダイバーや飲食店のマスターらと、釧路の海を愛する「オヤジ」たちのアイデアから「釧路の酒を釧路の海で」をコンセプトにスタートした。

 使用している日本酒は福司の普通酒(黄ラベル1・8㍑)で、釧路港内の太陽光がある程度制限される水深14㍍に沈めて5カ月間貯蔵。佐久間代表によると「海底熟成は波の振動や水温、太陽光の当たらない環境などによって、地上とは異なった熟成が進み、香りや味がまろやかで、味わいが深くなると言われている。海底熟成酒はまだまだその数が少なく、存在自体が希少」と説明した。引き上げられた海燈の瓶にはフジツボがたくさん付着している。海燈は1日から発売開始。内容量は1・8㍑で価格は1万3200円。今後720㍉㍑の販売も予定している。

 佐久間代表は「釧路を訪れた人たちが、この街を想いながら、海底熟成酒を手に取り、楽しんでもらえたらと思う。今後、船上での熟成酒も考えており、普通酒とともに3種類の飲み比べもできるようにしたい」と話している。問い合わせはアイコム0154(36)7272へ。

フジツボが瓶に付着したまま販売している海底熟成酒「海燈KAITEI」

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