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北羽新報社

新芽をせっせと 能代市桧山地区で「北限の茶」摘み取り

夏が近づく中、檜山茶の摘み取りが行われている(能代市桧山で)

 能代市桧山地区で、「北限の茶」として知られる檜山茶の摘み取り作業が行われている。各茶畑では生産者が淡い黄緑色をした新芽を丁寧に摘み取り、新茶の季節を感じさせている。
 檜山茶は京都宇治茶の在来種を手摘み、手もみといった古来から続く製法で生産。江戸時代から栽培が始まり、かつては200戸が生産したと伝えられるが、現在は3戸となっている。
 一大産地の静岡などは「立春」から88日目となる「八十八夜」(今年は5月2日)が一番茶の摘み頃とされるが、檜山茶は寒冷地なため霜害を考慮して作業が遅れる。
 このうち大高園(大高翔園主)は10㌃で栽培。5月2日に剪定(せんてい)し、施肥を経て、同月16日に初摘みを行った。平年より1週間ほど早かったという。
 2回目の摘み取りの今月1日は家族ら4人で作業。杉木立の茶園に日光が差し込む中、「一芯二葉」の方法で丁寧に摘み、籠に入れた。同園は「今年は肥料がうまく効き、収量が多い。葉が少なかった株にもしっかり付いている」と話した。
 摘み取り後は、炭とわらを熱源に製茶作業を行い、一晩置いて微発酵させて香りを強める。一番茶の摘み取りはこの日で終了し、今後は2週間に1回程度のペースで二番茶を取るという。
 新茶は同市柳町の旧料亭金勇やキッチンカーなどで購入可能。ドリップバッグ(1袋4㌘入り税込み800円)で販売している。

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