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荘内日報社

つるおか食文化市場FOODEVER 鶴岡駅前に新風吹き込む

開業と同時に「マルシェ」も大勢の人でにぎわった

 日本唯一のユネスコ食文化創造都市の鶴岡の豊かな食文化と観光を国内外に発信する複合拠点施設「つるおか食文化市場FOODEVER(フーデェヴァー)」が1日、JR鶴岡駅前のマリカ東館1階にグランドオープンした。飲食、物販部門の24日のプレオープンを経て、この日に市観光案内所が開所し施設全体がオープン。未利用状態だった1階部分のシャッターが10年ぶりに開き、鶴岡の表玄関に新たな風が吹き込まれた。

 午前10時からセレモニーがあり、榎本政規市長が「多くの方々の努力でこの日を迎えることができ万感の思い。鶴岡の食文化の前線基地としてユネスコが認めた鶴岡の食と食文化を世界に発信しよう」とあいさつ。「食の都庄内」親善大使で日本料理研究家の土岐正富さん、同じく親善大使でイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフの奥田政行さんが「鶴岡、庄内の食材で訪れる人たちを喜ばせたい」「鶴岡を元気にして日本のモデルにする」とそれぞれあいさつした。

 施設を運営するFu―Doの丸山典由喜社長、鶴岡駅前商店街振興組合の石橋政士理事長を加えた5人がテープカットしてグランドオープンを告げると、県内外から訪れた大勢の人が来場。施設内を見物しながら、お目当ての店に並んだり、旬の野菜や果物、鮮魚、特産品などを買い求めていた。

 友人と連れ立って広島市から訪れた松井真貴美さん(51)は「奥田さんの料理の『奥田ワールド』を味わいたくて来た。都会的ですてきな雰囲気の施設で、販売しているものも他とは違うものばかり。きっと鶴岡以外から大勢の人が訪れると思う」と話していた。

 観光案内所は鶴岡駅舎内から移転し、英語に堪能な職員が常駐するなどインバウンド(訪日外国人旅行)にも対応する。  FOODEVERには地元産の食材を生かしたイタリア料理や日本料理、肉、魚、そば・麦切り、日本酒、ワインのフードコート形式の「鶴岡バル」、在来作物、野菜、鮮魚の産直、新開発商品、漬物などを販売する「マルシェ(市場)」などが入った。このほかキッチンを備えたイベントスペース、観光や食文化の情報発信ブース、免税カウンターなどを備え、鶴岡の食文化と観光を国内外に発信する。

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