競歩で県制覇、南九州大会へ 大島高校3年の原さん 奄美市長表敬し決意語る
安田壮平奄美市長を表敬した大島高校3年の原勇輔さん(左)=30日、奄美市役所
鹿児島市で26日にあった県高校総体陸上競技の男子5000メートル競歩で優勝した県立大島高校3年、原勇輔さん(17)が30日、奄美市役所に安田壮平市長を表敬訪問した。インターハイ出場を懸けた南九州大会へ向けて「支えに感謝し、結果で恩返ししたい」と意気込みを語った。
原さんは奄美市住用町出身で東城小中学校卒。大島高陸上部に入り、長距離走を続けていた1年の冬、同部顧問らの勧めで競歩に転向。朝夕各10キロ、月平均600キロ歩くなど練習を積み、転向後初戦となった昨年の県総体で3位、南九州大会で5位と力を見せた。
今年4月の記録会で叩き出した自己ベスト21分30秒28は昨年の南九州大会2位、インターハイ6位に相当する好タイム。今年の南九州大会は6月16~19日、県総体と同じ鹿児島市の白波スタジアムであり、競歩は4位以内でインターハイ出場権を得る。
さらに、かごしま国体出場選手選考の指標となる参加標準記録21分30秒も突破目前。「これまでの経験を生かして南九州で勝ち、夏までに国体の標準記録もクリアしたい」と力を込める原さんに対し、安田市長は「目標が明確で素晴らしい」と手を握って激励した。
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