和歌山大・慶応大と連携協定 教育のICT化推進

和歌山大学と慶応義塾大学SFC研究所との連携協定書に署名する宮崎泉教育長(29日、和歌山県庁で)
和歌山県教育委員会は29日、ICT(情報通信技術)を活用した教育について協力をもらおうと、和歌山大学や慶応義塾大学SFC研究所と連携協定を結んだ。
県教委は来年9月までに、県立学校や県教育施設とのネットワークとサーバーを更新する予定。それを見据え、国の方針に基づき、外部の専門機関と連携することにした。
県内では2020年12月までに、小中高校児童生徒全員分のパソコンの配備を終えており、より学習を深めるための方法を検討する。具体的には、和歌山大にICT機器を活用した授業の在り方について教職員に情報提供してもらい、慶応大の研究所にはネットワークの安全対策などについて協力を得たいという。
また、これに先立ち、県教委は本年度中にICTの環境整備や活用教育についての計画「県ICT活用教育グランドデザイン」を策定する予定だが、これについても助言してもらう。
協定締結式は、県庁の宮崎泉教育長と、両大学の関係教授をオンラインで結んで開いた。宮崎教育長は「ICTではないとできないこともたくさんあると思うので、(各大学と)一緒に進めていきたい」と話した。
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