休日の中心市街地、歩行者通行量が回復傾向【宇部】
ボスティビルド付近1・5倍、にぎわい創出拠点が奏功
宇部市中心市街地の休日歩行者通行量が回復傾向にあることが、市の調べで分かった。特に市役所周辺の増加が顕著で、市では新天町2丁目にできたにぎわい創出拠点「若者ふりースペース」「子育てサークルときわ通り」などの効果が出てきたと分析している。
通行量調査は、市役所を中心とした商業機能、都市機能が集積する約140万平方㍍の中心市街地内8カ所で実施。2020年3月に内閣総理大臣認定を受けた市中心市街地活性化基本計画で、基準となった19年の通行量2561人と比較し、22年は2916人と約14%増えた。
中でも、若者ふりースペースと子育てサークルときわ通りがあるボスティビルド付近の宇部新天町名店街の通行量は1・5倍、常盤町1丁目の旧宇部井筒屋前は1・3倍になった。一方で、新天町1丁目の同名店街出口、中央町2丁目の銀天プラザ前では1~2割減少した。
市では、増加傾向にある要因として、にぎわい創出拠点の整備に加え、まちづくり会社「にぎわい宇部」が定期的に更新する情報サイト「うべとっぴんプラス」と、インスタグラムによる情報発信による集客効果を挙げている。
同計画で掲げる24年度の目標値は5150人。市では、新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられたことで外出意欲が向上し、旧宇部井筒屋の利活用事業も動きだすことから、目標は達成できると見込んでいる。
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