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宇部日報社

引退の石川さん「応援に感謝」【山口】

 五輪の卓球女子で3大会連続メダルを獲得し、今月現役を引退した山口市平川地域出身の石川佳純さん(30)が26日、市役所を訪れ、伊藤和貴市長にこれまでの応援への感謝と今後の抱負を伝えた。  

 石川さんはいずれも女子団体でロンドン、リオデジャネイロ、東京大会でメダルを獲得。2021年に市民栄誉賞を受け、同年から市ふるさと大使を務めている。  

 石川さんは「引退発表から約1カ月がたち、晴れやかな気分。久しぶりの山口で多くの人に直接、感謝を伝えたい」と話した。  

 伊藤市長は「23年間、お疲れさま。感動と元気を山口に与えてくれてありがとう」とねぎらい、花束と市のふるさと産品を贈呈した。石川さんが返礼として自身監修の商品「石川佳純カレー」を手渡すと、伊藤市長は満面の笑みで受け取った。  

 石川さんの名前を冠した卓球大会を開催したいという市側の意向を聞き「卓球大会だけでなく、さまざまなスポーツ大会に参加できれば」と応じた。都道府県を回って卓球教室を開催するサンクスツアーを市内で開催したい希望も明かした。  

 表敬訪問後、報道陣の取材に応じた石川さんは卓球について「7歳から始めていろいろなことを教わった」と振り返った。選手時代の市内での思い出として、12年の市中心商店街でのパレードと20年に市内で開催した卓球プロリーグ・Tリーグの試合での市民からの大声援を挙げた。  

 帰郷中は、平川小時代の恩師や地元の友人と旧交を温めるという。自動車免許を取得して、下関市の角島へ行きたい、山口名物のばりそばを食べたいと天真らんまんな一面も見せた。  

 今後について「卓球はもちろん、スポーツを通じて山口市と関わっていきたい」と話した。  

 この日は県庁も訪れ、村岡嗣政知事と歓談した。

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