内川に軽快なジャズナンバー響く 松本and塩野「船上ライブ」
鶴岡市の内川で25日、「船上ジャズライブ」が行われ、川舟に乗った同市在住のサックス奏者・松本健一さんらが軽快にジャズのナンバーを響かせ、天神祭で繰り出した祭り客を楽しませた。
中心市街地を流れる内川や鶴岡公園そばの慶應義塾大先端生命科学研究所の事務所や東北公益文科大大学院がある「百間堀」の水辺の魅力を再認識してもらおうと、地元の音楽関係者でつくった鶴岡リバーサイド音楽祭実行委員会(丹下道幸委員長)が企画。鶴園橋の下と内川ほっとパーク前で演奏を披露した。
天神祭のパレードコースとなっている鶴園橋では、化けもの姿の船頭が操る舟下りで前触れの音を響かせながら橋の下流に到着。重石を川底に沈めて舟を止め、松本さんと酒田市在住の塩野博紀さんのドラムの掛け合いで水面にジャズを響かせた。
青空の下、2人が奏でる音は薫風に乗って鶴園橋の上の聴衆に届き、橋からきれいに見えた残雪が白く輝く鳥海山と赤い欄干の三雪橋、両岸の新緑の街路樹の景観と相まって、聴衆から「すてきだね」の声が上がっていた。
同音楽祭は7月22日(土)夜に内川ほっとパーク周辺、8月5日(土)夜には百間堀で予定されている。問い合わせは丹下実行委員長=電070(1057)8311=へ。

祭り客を喜ばせた「船上ジャズライブ」=25日午後2時ごろ、鶴園橋下流
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