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「諏訪龍神の舞」 高島城祭に向け演舞に磨き 長野県諏訪市

高島城祭に向けて「諏訪龍神の舞」の練習に励むメンバー

長野県諏訪市で28日に開く高島城祭に向け、同市本町2丁目の有志らが受け継ぐ「諏訪龍神の舞」の練習が熱を帯びている。新型コロナウイルスの影響で中止、規模縮小が続き、祭りの通常開催は4年ぶり。地域の人たちや観光客のにぎわいが戻ることを期待し、諏訪の伝承を基にした演舞に磨きをかけている。

舞に取り組む「諏訪龍神」によると、昭和30年代ごろ、上諏訪駅周辺の複数の町内がそれぞれ竜神を作り、練り歩いたのが始まり。本町2丁目は、地元の日本舞踊花ノ本流師範に振り付けを依頼し、雄竜と雌竜の2体を制作。諏訪大社の男神が竜に姿を変え、女神のもとへ渡る御神渡りの伝承を表現し続けている。

現在は10~60代の約20人が所属。5月中旬の午後8時すぎ、本番に向けて地元の駐車場で本格的な練習に入った。明かりがともり、全長18メートルの雄竜、15メートルの雌竜が暗闇に舞い上がる。メンバーは頭、胴体、尾を分担し、2体が勇ましく飛び回って絡み合う伝統の所作を確認。天に向かって頭をもたげ、とぐろを巻いて鎮座する姿は一層の迫力を生んだ。

5年目で初めて雌竜の頭部を担当する土橋伸一郎さん(33)は「子どもの頃から憧れ続け、ようやく任せてもらえた。生き生きとした龍神を見せたい」と意欲。20年以上参加する柳澤廣明さん(50)は「やっと大勢の人に披露できる」と熱を込めた。

高島城祭には初回から出演する同団体。代表の土橋宏次さん(68)は「昨年は観衆がわずかで寂しい会場だった」と振り返り、「諏訪の財産でもある勇壮な舞を披露し、祭りを盛り上げたい」としている。

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