
多くの人でにぎわいを見せた「能代公園おもしろアート春祭り」
能代市の能代公園に活気を呼び込もうと、市民有志らによる「能代公園おもしろアート春祭り」が20日、同公園で始まった。今回は初めて2日間開催とし、バンド演奏や踊りなどのステージのほか、絵画展やハンドメード作品の販売、写生会、野だてなど多彩なプログラムを展開。初日は市内外から約2千人(主催者発表)が訪れ、園内はにぎやかな声と音楽に包まれた。きょう21日まで。
同公園つつじ祭り(6~31日)に合わせ、平成29年から行われているイベントで、新型コロナウイルスの影響を受けた令和2年には立体造形展を開催、翌年からはステージ公演が中心の「春祭り」と、立体造形展を行う「秋祭り」の2部構成とした「能代公園おもしろアート祭り」を展開している。
今春は、恒例のステージ発表をはじめ、新企画の写生会、ハンドメード作家による出店のほか、毎月1回同公園で公開練習会を開く「能代公園音楽愛好会」のステージ、4年ぶりに復活した野だてなど多彩な企画を盛り込んだ。
爽やかな青空が広がった初日は、本県を代表するちんどん屋「ダースコちんどん隊」のパフォーマンスを皮切りに、能代べらぼう太鼓、ボイスオブカンパニーM、お杉音頭を伝える会など14団体が次々にステージに立ち、会場を盛り上げた。松風庵で同市の画家、朝場江里さんの絵画展、園内では写生会が行われ、市内外の絵画愛好者らが色とりどりのツツジや高台から見える市街地の風景などのスケッチを楽しんだ。
実行委員会の宮腰徹共同代表は「天気に恵まれ、ツツジ咲く公園内で音楽や踊りなどを多くの人に楽しんでいただき、うれしい限り。コロナ禍の影響で閉塞(へいそく)感漂う中、少しでも能代を明るくすることができたと思う」と話していた。
きょう21日は午前9時30分~午後3時。野だては午前10時30分から俳星碑周辺(雨天時は龍泉寺)で、写生会への参加は同10時~午後2時に松風庵で受け付けている。
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