チーム身近に感じて VC長野選手が手作り交流スペース 長野県南箕輪村

チームグッズを交流スペース内に陳列する中野竜選手(左)と吉野孝昭トレーナー
長野県南箕輪村を拠点にバレーボールVリーグ男子1部(V1)で戦うVC長野トライデンツの中野竜選手(24)とトレーナーの吉野孝昭さん(40)が、チームグッズの販売や各種展示の機能を備えたファンとの交流スペース「グロッテの湯」(仮称)を同村大芝高原の大芝の湯で手作りしている。村の地域おこし協力隊としても活動する2人は「もっと多くの人にチームを身近に感じてほしい」と協力。27日にオープンする。
交流スペースは大芝の湯玄関受付の隣に整備。チームグッズは試合会場やインターネットでも販売しているが、気軽に手に取り、気に入った商品を確かめて購入することができるようにする。
チームマスコットの「グロッテ」をモチーフに、中野選手が立案した入浴タオルやぬいぐるみなど、ここでしか買えない大芝の湯とのコラボグッズも用意。選手のキーホルダーが当たるガチャ(カプセルトイ)も設ける。
各選手の性格や恋愛診断の結果が分かるプロフィルコーナーを開設。質問箱を設け訪れた人に自由に投稿してもらい、選手がそれに答える企画も行う。80インチテレビも用意し、試合や選手のプロモーションビデオを流す。
埼玉県出身の中野選手は、松本市の創造学園高校(現在は松本国際高校)2年の時に全日本選手権大会(春高バレー)で3位に輝くなど活躍。昨年VC長野に入りアウトサイドヒッターとしてプレーし、協力隊としてはチームと村、住民との関係づくりに取り組んでいる。
今回のスペース整備も中心になって進め、2月ごろから構想を練り始めて3月から作業に着手。吉野さんがアドバイスしたり、作業を手伝ったりして力を合わせてきた。
「大芝の湯は村内で最も人が集まる場所。チームがこの村にあることを知って応援してもらえるよう取り組み、幅広い世代が関われるイベントも行いたい」と2人。中野選手は午前中を中心に、週に数回はこのスペースに勤務してファンとの距離を縮める。
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