基地ない平和願い行進 石垣で4年ぶり 沖縄復帰51年で100人

シュプレヒコールで「基地のない平和な沖縄をつくるぞ」と声を張り上げる参加者ら=15日午後、石垣市登野城のマンタ公園近く
沖縄が日本に復帰して51年を迎えた15日、石垣市内で平和行進が行われた。5・15平和行進八重山地区実行委員会(委員長・波照間忠八重山地区労働組合協議会議長)が主催し、新栄公園を発着点とする市街地約9・4㌔を歩き、参加した約20団体100人は、シュプレヒコールで力強く平和を訴えた。平和行進は新型コロナウイルスの影響で2019年以来、4年ぶりの実施。
5月15日は、沖縄県が米国統治下から日本に復帰した節目の日。米国統治下で沖縄県民は「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を掲げる日本憲法の庇護を求め、復帰を強く願っていた。
参加者らは、午後2時半に新栄公園を出発。国道390号や産業道路などを行進。本土復帰の記念日に今の暮らしを改めて見つめなおし、沖縄や八重山が置かれている状況について考えた。
行進団は「米軍基地を撤去せよ」「日米地位協定を改正せよ」「政府は県民意志を尊重せよ」「基地のない平和な沖縄をつくるぞ」「八重山へのミサイル配備反対」と声を張り上げた。
娘や娘の友人らと参加した40代女性は「石垣島が平和であり続けられるよう、声を上げるために参加した。子どもたちも平和の大切さを感じ取ってほしい」と話した。
のぼり旗を手に行進した西村幸吉さん(75)は「復帰から51年になり、アメリカが支配していた当時を経験する人も減ってきている。当時と今の現状を皆で考えてほしい」とし、「市民や県民の声を聞いて行政運営を行うべきだ」と訴えた。南西諸島への自衛隊配備について「石垣島が反撃能力を有するミサイル基地の拠点にならないか心配だ。自然景観を大切にし、人々の生活が穏やかに続く八重山を望んでいる」と力を込めた。
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