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長野日報社

駅前の空き家整備 多世代交流の場所目指すプロジェクト 長野県箕輪町

来場者と談笑するUTプロジェクト委員会の高校生委員ら

JR木ノ下駅前(長野県箕輪町木下)の空き家を活用して高校生をはじめ多世代の居場所づくりを目指す「UTプロジェクト委員会」は、整備を進めている民家を4月から試験的に開放している。短時間ながらも週に1回、若者ら運営委員が常駐し、同所で電車待ちをする高校生らと交流。高校生らにとって気軽に立ち寄れて、心のよりどころとなるような場所へと”成長”することを願っている。

委員は町内外の高校生や大人ら約70人。五つの企画チームで活動を進めている。企画「〇〇の部屋~おしゃべりroom~」がスタートし、整備が一部完了した民家の1階部分を開放。時間は、毎週火曜日の午後4~5時に限っている。企画チームの高校生らが、電車を待つ休憩所として利用する同世代に声掛けし、乗り気な人たちと団らん。お菓子を食べて気分を和ませながら、学校生活や趣味に関する話で盛り上がったりしている。来場した箕輪進修高校1年の女子生徒は「しゃべりやすくて、いろいろ話ができた。また来たい」と喜んだ。

「日常にモヤモヤ感を抱えた人がふらっと立ち寄ってしゃべり、『元気をもらえた』と思ってもらえるようになれば」と願うのは、企画した小田切日奈さん=宮田村=。学校への通いづらさを感じていた時期に専門機関に相談し失望した経験から「話を聞いてほしいときに、その相手や場所が存在する大切さ」を身をもって知ったといい、「まずはたくさんの人と仲良くなり、ゆくゆくは悩み事も話してもらえるようになれば」と期待する。

プロジェクト委員会は、活動拠点の空き家を「UTパレット」と命名。委員会母体の一般社団法人こどものみらい舎は、高校生らの活動を見守ることのできる大人を確保した上で、UTパレットを常時開放したい考えだ。

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