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「ミライニえほん」完成 寄贈絵本読み聞かせ笑顔 絵本作家ユニット あるほなつき手掛ける

 絵本作家ユニット「あるほなつき」が手掛けた酒田駅前交流拠点施設「ミライニ」(小林一浩所長)の紹介絵本「ミライニえほん」が完成し11日、作者の「あるほ」さんと「なつき」さんが同施設を訪れ、絵本を小林所長に手渡した。

 あるほさん(東京都足立区出身)となつきさん(岩手県北上市出身)は、それぞれ写真家と画家としての活動の傍ら、2015年からユニットを結成し共に芸術活動を行っている。17年から鮭川村を拠点に、絵本の制作、製本、出版会社「るーつ企画」を立ち上げ、東北各地や全国を旅して創作、普及活動やワークショップなどを行っている。同施設への絵本寄贈や古本市への参加などをきっかけに、桝谷泰裕前館長が2人に施設全体を紹介する絵本の制作を依頼した。

 このほど完成した絵本は、読み聞かせ用の大型絵本2冊と、A4判5冊、A5変型判2冊。本をモチーフにしたキャラクターたちが館内を巡り、「ミライニ」のほか「光の湊」A棟に入るホテルやレストランについて紹介する内容。

 この日は、中央図書館内「おはなしの部屋」で贈呈式が行われ、小林所長のあいさつに続き、2人が絵本を手渡した。なつきさんは「子どもたちにわくわくしてもらえるような絵本になるよう考えた。こんなにも『開かれた図書館』は初めて。ぜひ地元の人は他地域に自慢してもらいたい」と話した。

 その後、2人が「ミライニえほん」の読み聞かせを行い、子どもたちは笑顔で聞き入っていた。

 寄贈された絵本のうちA4判1冊とA5変型判1冊が貸し出し可能で、ほかは館内閲覧用という。

小林所長へミライニの紹介絵本を贈呈したあるほさん(中央)となつきさん(左)

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