「シンプルに勝つことを考えたい」、レノファの中山暫定監督【山口】

サッカーJ2レノファ山口は10日、山陽小野田市立サッカー交流公園「おのサン サッカーパーク」で会見を開き、名塚善寛監督(53)の解任、石原正康ゼネラルマネジャー(GM、39)の退任、中山元気トップチームコーチ(41)の暫定監督就任について説明した。
解任理由は、シーズンの3分の1消化時点で理想の勝ち点に達していないこと。今季の目標はJ1昇格プレーオフに出場する6位以内で、昨季の成績から算出した必要な年間勝ち点を65以上と定めていた。残り28試合で勝ち点51以上の獲得を目指す。
後任監督の選考基準は、これまで積み上げてきたチームの方針と在籍選手への理解があること。渡部博文社長は「トップ6を目指すため、解任は苦渋の決断だった。志向する戦い方を変えるための監督交代ではない。J1昇格にふさわしいチームをつくるため、選手やスタッフと一致団結して戦っていきたい」と話した。
また、石原GMの退任は、名塚監督の解任に伴う辞意によるものと説明。中山暫定監督が今季終了まで指揮を執る可能性があることも示唆した。
練習終了後に取材に応じた中山暫定監督は「解任は名塚さんから直接聞いたが、コーチとして責任を感じた。監督を引き受けた以上は、シンプルに勝つことを考えたい。チームの大枠を変えるつもりはないが、シュートの意識、守備での頑張りなど勝つためのプレーにこだわることは求めていく」と意気込みを述べた。
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