全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

ロケ誘致1000作品到達へ 諏訪圏FC 長野県

諏訪地方で撮影された映画ポスターが並ぶ諏訪湖間欠泉センターで、インタビューに応じる諏訪圏FCの宮坂洋介さん

 長野県諏訪地方観光連盟諏訪圏フィルムコミッション(FC)が受け入れ、諏訪地域で行われた映画やテレビドラマなどのロケ撮影が、近く1000作品に到達する。2006年4月のFC発足から17年が経過し、映像作品の舞台としての認知度が高まり、地域の理解も進んできた。経済波及効果や地域のPRに加え、制作者との交流が文化や教育の分野にも広がっている。

 諏訪地域のFCは、諏訪市が先行して取り組む形で2003年に設置。広域的な需要に応えて諏訪地域全体で推進しようと06年に改称し、諏訪地方観光連盟の運営に移管された。ロケ撮影を誘致し、撮影現場の紹介やエキストラの手配、道路など各種許認可手続きの代行、地元区長への協力依頼といった業務を担う。

 FCのまとめだと、2日現在のロケ撮影実績は通算992作品で、「6~7月には1000作品に到達する見通し」。内訳は、映画113、ドラマ93、テレビ184、CM156、ミュージックビデオなどその他446。制作会社などからの問い合わせは3266件に上っている。

 スタッフの宿泊代や工事費、ロケ地使用料といった直接的経済効果は、18年度にピークの8030万円に達した。近年は5000万円前後で推移している。

 諏訪地域は湖や川、苔むした森といった多彩な自然景観があり、制作会社が多い首都圏に近いことが強み。湖を見下ろす住宅地や古い町並み、温泉や廃工場、廃校、病院など多種多様なロケーションも魅力という。

 諏訪地方観連は、諏訪地域が重要なロケ地になった5作品を「諏訪シネマズ」として応援している。諏訪湖間欠泉センター(諏訪市)には作品のポスターや小道具、出演俳優のサインを展示。作品を紹介するイベントを地元の書店や映画館と展示会と展開しているほか、小学校に映画監督を招いて映画制作を学ぶ小学生を支援する取り組みも始めている。

関連記事

豊橋出身「光の画家」故松井さんの長編映画制作へ 東京でイベント

 現代フランス画壇を代表する画家の一人として活躍、2022年5月に79歳で死去した豊橋市出身の松井守男さんを紹介する長編ドキュメンタリー映画「コルシカのサムライ 愛を描く」(仮題)の制作が大詰めだ。...

北羽新報社

セキトと花善タッグ 「志んこ」「鶏めし」などセットの商品発送開始

 能代市下内崎の菓子製造販売「セキト」(関戸優社長)は、駅弁「鶏めし」で知られる花善(大館市)とタッグを組んだ発送専用商品「『秋田のご飯&お菓子』満足セット」の取り扱いを開始した。セキトが製造...

伝統の刺し網漁体験

 【西表】40回目となる上原小学校(名嘉眞功基校長)伝統の刺し網漁体験学習「魚巻き集会」がこのほど行われた。西ゲータ川がそそぐ海岸に集合した児童と保護者らは、学年ごとに横一列に並んだ。池村直子P...

長野日報社

諏訪市の立石公園「オーバーツーリズム」対策 駐車場の予約制導入など運営見..

大型連休中の渋滞などオーバーツーリズム(観光公害)問題が指摘されている長野県諏訪市上諏訪の立石公園について、市は中長期的な対策として、予約制の導入を含めた駐車場運営の見直しを検討する。「現地で...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク