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宇部日報社

新川市まつり、都市型スポーツ体験沸く【宇部】

若い世代が主役

 新川市まつりは5日、宇部市の常盤通りと宇部新天町名店街で開かれた。今年は「市(いち)」をテーマに、主会場となる常盤通りの市役所前交差点ー松山1丁目交差点の約500㍍を歩行者天国とし、約70店が出店した新川マルシェ、今回初企画のアーバンスポーツショーなど多彩な催しが行われた。心配された天気も持ち直し、2万5000人(主催者発表)が来場した。同まつり実行委員会(委員長・伊藤樹包宇部商工会議所副会頭)主催。

 歩行者天国には午前10時前から多くの市民が集まり、新川マルシェが始まった10時半には人であふれ、各店舗には列もできた。

 今年は「ときわストリートパーク」と題して、中・高生を中心とした若い世代が主役となるイベントが数多く行われたのが大きな特徴。「緑と花のチカラ」エリアでは、子どもたちが店舗の店長を務め、物販や子ども向けゲームコーナーを担当。ご当地がちゃの「宇部がちゃ」も置かれ、先行販売された第2弾は、子どもよりも大人の方が楽しんでいるようだった。

 市出身のBMXプロライダー、中務くりす泰法選手(37)によるショーには多くの市民が駆け付けた。ジャンプ台を使った演技の他、大人と子ども9人を跳び越える曲芸も披露し来場者を沸かせた。

 スケートボード体験会には、多くの子どもたちが集まり、下関ストリートスポーツ協会員らの指導の下、面白さに触れた。兄と一緒に体験した大西明莉ちゃん(5)=則貞2丁目=は「すごく楽しかったので、またやりたい」と笑顔だった。

 宇部商議所青年部地域振興委員会の鈴木道臣委員長は「市内の高校生、市に関わりのあるパフォーマーによるステージイベントやアーバンスポーツイベントを新しく取り入れ、大いに盛り上がったことは良かった。今後も5月5日は市外や県外ではなく、新川市まつりに行こうと思ってもらえるイベントにしていきたい」と語った。

人であふれる祭り会場(常盤通りで) スケートボードを体験する子ども(常盤通りで)

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