これが伝統の「水開き」 加茂水高 3年生も初体験
鶴岡市の加茂水産高校(齋藤祐一校長、生徒63人)の伝統行事「水開き」が1日、同校裏の加茂レインボービーチで行われた。生徒たちが冷たい海に入り、水高生の意気を示した。
水開きは、沿岸航海などさまざまな海洋学習が始まるこの時期に行う恒例行事。コロナ禍の影響で、元号が平成から令和に変わる直前の2019年4月末以来4年ぶりの実施となった。
この日は午前9時現在で気温が21度、海水温は14度。生徒たちは入念な準備運動を行った後、学年ごとに海へ入った。海水の冷たさに「うおー」と悲鳴を上げながらも、笑顔で水を掛け合う姿も見られた。
入学後、初めて水開きを体験した3年生の富樫琉永さん(17)は「水が冷たかったけど、とても楽しかった。3年間の良い思い出になりそう」と話していた。

冷たい海に入り水高生の意気を示した
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