全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

4年ぶり祝宴 茅野の御座石神社で恒例のどぶろく祭 長野県

どぶろくを入れたコップを掲げて乾杯し4年ぶりの祝宴を楽しむ区民=茅野市本町の御座石神社

長野県茅野市本町の御座石神社恒例のどぶろく祭は27日あった。新型コロナウィルス感染症の影響で、2020年から神事のみを行ってきたが、今回は4年ぶりに祝宴を再開。にぎやかに、どぶろくを酌み交わす区民の姿が再び境内に戻った。約400人が参集した。

同区のどぶろく祭は、記録に残るだけでも今から800年ほど前の鎌倉時代から続くといい、祝宴が中止になったのはコロナ下の今回が初めてではないかという。

市の無形文化財に指定され、古式にのっとって行われるのが特徴で、境内にある醸造蔵でどぶろくが造られ、神前にはどぶろくと鹿肉、ウドが供えられる。

鹿肉をゆでるかまどは近くの上川から丸石を調達して作り、木の板と棒を使ってかまどに入れる火をおしてもいる。

この日は、1~6丁目の各会長のうち3人が代わる代わる棒を両手でもんで手際よく火をおこした。麻に付いた種火をかまどに移し、鹿肉は水の張った鉄なべに入れゆでた。どぶろくの仕込みは1カ月ほど前から始まり、この日までに約1200リットルが出来上がった。

アルコール度数は17度。神事に続いてどぶろく当番長の湯本浩志さん(63)は「今年は辛口にしたいと思っていたが、甘口になった」とし「4年ぶりに区民に振る舞えることに感謝する」とあいさつ。区民は一斉に乾杯して組ごと祝宴を開始した。

2年前に同区に転居し祝宴参加は初めてという4丁目の会社員、田中誠之さん(35)は、初めて味わったどぶろくに「おいしい」と笑顔。「祭りは地域の人たちとより親しくなる、きっかけづくりになる」と話していた。

関連記事

コスプレフェスタ開幕 キャラに成り切り撮影や交流 苫小牧

漫画やゲームのキャラクターに成り切ったコスプレイヤーが苫小牧市内に集まるイベント「とまこまいコスプレフェスタ」(実行委員会主催)が2日、開幕した。3日まで2日間にわたり、市内18カ所を撮影会場とし...

荘内日報社

「見たい、知りたい」科学の楽しさ伝える 鶴岡サイエンスパークまつり 体験・..

 「鶴岡サイエンスパークまつり」が2日、鶴岡市覚岸寺の鶴岡メタボロームキャンパスを主会場に行われた。バイオサイエンスが学べる体験コーナーが設けられ、子どもたちに「科学の楽しさ」を伝えた。  「見た...

宇部日報社

生徒が活躍できる高校を 厚狭明進高開校へ準備室の設置式【山陽小野田】

 厚狭高と田部高(下関市)を再編統合する厚狭明進高の開校に向けた準備室の設置式が1日、厚狭高で開かれた。今後、両校の教職員が一丸となり、それぞれの特色を生かした教育方針などを定めていく。  ...

150人 大災害備え訓練 道の駅にヘリ、搬送も 音更

 音更町の今年度防災訓練が10月31日、道の駅おとふけで行われた。町のほか、国や道などの関係機関、道の駅に出店している飲食店従業員など、過去最大規模の約150人が参加。巨大地震を想定し、関係機関の...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク