新得ソバ 今年は上々 収穫進む
コンバインで次々と刈り取られていくソバ
昨年台風の被害を受けた新得町で、特産のソバの刈り入れが最盛期を迎えている。25日は新得物産サホロ農園(清水輝男社長)の畑でも作業が始まり、白い花や緑色の葉が付いたまま、大型コンバインで次々と刈り取っていた。
同農園は北新得と上佐幌など3カ所に自社の畑を持ち、今年は88ヘクタールに作付けした。「生育も良く大粒で、味・香りともに期待ができる」と話す。
この日は午後2時ごろから上佐幌の畑で収穫作業が行われ、大型コンバイン2台が畑を往復した。刈り取られた実がトラックの荷台に移される際、豊作を告げる乾いた音が周囲に響いた。昨年は台風の影響で、収量は例年の半分となる45トンにとどまったが、今年は例年並みの90トンほどを見込んでいる。作業は約1カ月間続く見通し。
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