宇部市出身の映画監督、庵野秀明さんの最新作「シン・仮面ライダー」の公開を記念したパネル展が１８日、明神町３丁目のフジグラン宇部で始まった。市内ロケの様子などを収めた写真パネルを展示している。宇部フィルムコミッション（柳田英治会長）主催。入場無料。５月３１日まで。

　ＵＢＥ、ＵＢＥ三菱セメントの市内工場での撮影風景や、製作委員会提供の映画シーンをまとめたパネルで、全１１枚。工場でのドローンを使った撮影など、貴重な制作の裏側を垣間見ることができる。映画ポスター４枚と、縦１・８㍍、横３・６㍍の大型宣伝バナー１点も展示している。

　初日はスマートフォンでパネルを撮影するファンや買い物客の姿が見られた。ロケ風景の写真を撮影した宇部観光コンベンション協会フィルムコミッション担当の村田枝里夏さんは「たくさんの人に見てもらい、市内でも撮影したことを知ってもらえれば。地元出身の監督の作品を、みんなで盛り上げていきたい」と話した。

　今後は仮面ライダー、仮面ライダー２号、仮面ライダーが乗るバイク「サイクロン号」のスタンディパネル３点も追加。２８日～５月８日には期間限定で、仮面ライダー２号のマスクと変身ベルトのレプリカも並べる。

　時間は午前９時～午後９時。映画は店内のシネマ・スクエア７で上映している。