夏休み心豊かに生け花 幼児から高校生まで36人

完成作品を披露する参加者=23日午前、自宅兼教室
夏休み恒例の池坊楽花教室(與那國久枝社中)による「花と遊ぼう生け花教室」が23日午前、同社中の自宅兼教室で開かれ、市内の幼~高校生36人が参加し、花の魅力に触れた。 同教室は、子どもたちに生け花を通して心豊かな人間に育ってほしいと、10年以上継続し開催している。 生け花に使った花は、ヘルコニアやサルスベリなど13種類。それを家庭用ホースで製作した花器に生けた。 また、同教室に通う高校生らが参加者をサポートし、桃・黄・緑色とカラフルで個性的な作品を仕上げた。 與那國さんは参加者へ「花には力がある。植物を大切にし、感性を磨いてほしい」と述べた。 ホースでの花器製作に苦戦した森下綾子さん(9)=登野城小3年=は「ヘルコニアが気に入り生けた。家の玄関が寂しいので、そこに飾りたい」と笑顔で話した。 生け花を通し、自然の大切さを学んだという伊礼郁さん(14)=石垣第二中2年=は「ひまわりやピンク色の花を使い、明るいイメージに仕上げた。早く家族にみせたい」と満足げ。
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