フラミンゴひな誕生 おびひろ動物園

親鳥の腹の下から時折姿を見せるフラミンゴの赤ちゃん
おびひろ動物園(柚原和敏園長)は22日、ヨーロッパフラミンゴ1羽がふ化したと発表した。同園でのフラミンゴの繁殖は2013年以来4年ぶり。
19日、「みのり」(雌)と「けいと」(雄)の間に生まれた。7月22日に卵が産まれ、孵卵(ふらん)器で25日間温めた後、ふ化の3日前に親鳥に戻した。
ひな鳥の体高は推定15センチで性別は不明。鳥特有の器官「そのう」から出る赤い液体「フラミンゴミルク」を父母から口移しでもらい、順調に育っている。
現在は親鳥の翼の下に抱かれていることが多く、時折ぴょこんと顔をのぞかせる。羽は白くふわふわで、1、2年後には親鳥と同じピンク色になる。
名前は夏にちなみ、飼育展示係によって「はなび」と名付けられた。
既に一般公開されており、飼育展示係の小澤惇稀さんは「フラミンゴの成長はあっという間ですぐに大きくなる。鳥たちが驚かないよう、静かに成長を見守っていただければ」と話している。同園のフラミンゴはヨーロッパ16羽、ベニイロ4羽、チリ1羽の計21羽となった。
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