山口市の新庁舎建設スタート、関係者が安全祈願【山口】

くわを入れる伊藤市長(新本庁舎建設地で)
山口市新本庁舎棟の起工式は4日、建設地である現庁舎西側の中央駐車場跡地で開かれ、各工事共同企業体(JV)の代表、伊藤和貴市長、来賓の渡辺純忠前市長ら80人が安全を祈願した。2025年3月の完成、5月から現庁舎との使用開始を目指す。
新本庁舎整備は、新本庁舎棟の1期工事と市民交流棟、広場、立体駐車場の2期工事の2段階で行う。山口都市核の目玉として、周辺の中心商店街などと連動した回遊性の強化を狙い、市全体の活性化が期待される。
新本庁舎棟は地上6階、地下1階建ての延べ床面積2万4129平方㍍。外観はサビエル塔と呼応し、周辺のパークロードや亀山の緑に映えるデザインを採用。水平ひさしを設け、国宝瑠璃光寺五重塔の屋根を想起させる。最適な採光と通風性を維持できるよう、断熱ガラスや吹き抜け空間を整備し、脱炭素化に向けた新技術を導入する。
1期工事では、建物本体の新築を清水建設、シマダ、鴻城土建工業のJV、電気設備を中電工、中国芝浦電子、星電業社のJV、空調や給排水の機械設備を三建設備工業、白上水道、伊藤工務所のJVが担当する。各工事の合計契約金額は136億3670万円。
式では今八幡宮の小方礼次宮司が祝詞を奏上。伊藤市長や清水建設広島支店の岩垣尚樹支店長がくわを入れた。関係者が玉串を奉納して安全を祈願した。
伊藤市長は「新本庁舎棟の建設が始まり、山口都市核の整備が本格化したことで、合併後のまちづくりも総仕上げに入った。抜群の立地環境を生かして市民に愛される市役所にしていきたい」と話した。
25年度から現本庁舎の解体を始め、2期工事を行って26年度の全体の完成を見込む。21年度の基本設計では1期工事を含む総事業費は188億9150万円と概算計上している。
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