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北羽新報社

全国初の「MIZBE」に登録 米代川二ツ井地区河川防災ステーション

道の駅ふたついに隣接する空間が、全国初の「MIZBEステーション」に登録

 国土交通省が能代市二ツ井町小繋の道の駅ふたついに隣接して設置する「米代川二ツ井地区河川防災ステーション」が、災害時と平時両面の機能を併せ持ち、地域活性化に寄与することが期待される施設として、同省が新たに設けた「MIZBE(みずべ)ステーション」に全国で初めて登録された。今後は「二ツ井地区MIZBEステーション」の呼称に変わる。
 河川防災ステーションは、水防活動に必要な土砂、コンクリートブロックといった資材の備蓄倉庫、災害対策車両の格納庫、ヘリポートなどを備えた災害対応拠点。洪水時には市町村の水防活動も支援するほか、広大な敷地を利活用し平時には地域のレクリエーションの場などにもなるよう、国交省が地方自治体とも連携し整備を進めている。
 同省は「災害時に活用する施設は、平時から活用してこそ本来の機能を最大限活用できる」として昨年度、地域連携が活発な防災ステーションを「MIZBEステーション」に位置付けることを決定。先月31日付で全国の11施設、東北からは22の防災ステーション中、米代川二ツ井河川防災ステーションと名取川閖上地区河川防災ステーション(宮城県名取市)の2施設が登録された。
 米代川二ツ井地区河川防災ステーション(敷地面積約3万4千平方㍍)は平成30年度に完成。災害時は、能代市が道の駅ふたつい内に整備した水防センターと一体で水防活動や災害復旧活動の拠点となり、平時は道の駅ふたついや「二ツ井きみまち地区かわまちづくり」事業(平成29年度~令和元年度)で整備された水辺の散策路、親水護岸などと一体で水辺空間を形成、にぎわいを創出している。
 エリアはカヌー体験、ウオーキング、各種訓練、祭り・イベントなどにも活用され、カヌー体験は年間約1200人(令和3年度)、隣接する道の駅の利用者は移転新築から4年間で400万人を突破した。これらの実績から、MIZBEステーションの要素である「滞在のしやすさ」「地域連携」「アクセスのしやすさ」のいずれも満たす施設として選定された。
 国交省東北地方整備局は「米代川と連続する水辺空間を形成したことで、新たな地域交流の場ともなっている。今後はMIZBEステーションとしてその役割を深化させながら、米代川の流域治水を進めるための起点にも位置付けていきたい」としている。

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