「つがる」「幸水」出荷始まる 飯島の選果場

スタッフによって自動選果機に送られるリンゴ「つがる」
飯島町上ノ原のJA上伊那飯島果実選果場で21日、わせ品種のリンゴ「つがる」と、同じくわせの赤ナシ「幸水」の出荷が始まった。選果場では9月中旬までに、つがる約350トン、幸水約200トンを中京方面中心に出荷。地元は諏訪、松本の市場にも送る。 同日朝、選果場で関係者らによる開場式が行われ、ラインを本格的に稼働させた。上伊那地域南部の農家から持ち込まれたリンゴ、ナシそれぞれ1.2トンほどがレーンに並べられると、スタッフが規格外を取り除きながら、自動選果機にかける果実を一つずつ丸い容器に乗せていった。 同JA担当者によると、今年のつがる、幸水の集荷量は平年並み。7月の少雨で糖度は高いが、小玉傾向という。今後、選果場ではナシは「二十世紀」や「南水」、リンゴは「シナノスイート」や「ふじ」などの出荷が12月上旬まで続けられる。
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