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長野日報社

早足の春、桜最盛期へ 長野県伊那市の高遠城址公園

開花が進む高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラ。まもなく最盛期を迎える

 高遠城址公園(長野県伊那市高遠町)のタカトオコヒガンザクラが、最盛期を迎えつつある。30日は園内全体で7分咲きとなり、外から眺めると薄いピンク色の花が公園を覆うよう。今年は過去最速で開花。市は満開は4月1日と予想している。

 タカトオコヒガンザクラは同地の固有種。やや小ぶりで強い赤みが特徴だ。園内には約1500本が植わり、樹林は県の天然記念物にも指定されている。

 同市による開花宣言は25日に行われ、記録の残る1983年以降で最も早かった。最盛期は5日~1週間ほど続くという。

 同園では観桜イベント「さくら祭り」が開催中。今年は新型コロナウイルス感染対策を緩和し、飲食も自由化するなどほぼ通常の形で実施している。入園者のマスク着用は「推奨」にとどめるが、休憩所の高遠閣では徹底する。

 夜間はライトアップが始まり、プロジェクションマッピングの演出もある。同地区に残る石仏の一番人気を選ぶ第2回「石仏総選挙」も展開中で、園内などで投票を受け付けている。

 同園と付近の施設を巡る交通手段として、有料の循環バスを運行している。1日からは公園と高遠中学校をつなぐシャトルバスも走らせる。

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