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ベンチ寄贈 上厚真小6年生 厚南会館と宮の森こども園に 地元の木材で製作 厚真

厚真町の上厚真小学校(圓山芳史校長)の6年生が地元の木材で作ったベンチ2脚が29日、町に寄贈された。総合学習の一環として児童20人が林業について学び、町内事業者の協力を得ながら植樹や伐採を体験したほか、製材の現場を見学。町内のカラマツを使って製作した。

こども園では園児が早速使用した

 ベンチは長さ1・2メートル、奥行き約40センチで、高さが約40センチと幼児用に20センチを1脚ずつ作った。6年生はすでに卒業したため同日、教職員が代行して厚南会館と上厚真地区の宮の森こども園を訪れ、「大切に使ってください」と贈った。

 同会館では、施設を利用する高齢者が安心して過ごせるように活用する。吉田良行上厚真支所長は「作った子どもたちが来た時の思い出にもなると思う。長く使い、子どもたちが大人になるまで残していければ」と謝辞を述べた。

 こども園では、主に園庭で遊ぶ際に園児が使用する予定。設置に先立ちセレモニーが行われ、園児たちは「(座り心地が)よかった」「すごい」と目を丸くしていた。宮下葉子園長は「子どもに合わせて作っていただき、座りやすそう。とても6年生だけで作ったとは思えない」と感激しながら、「座って楽しめるが、テーブルやお店屋さんごっこの台などいろいろな使い方ができるのでは」と楽しみにしていた。

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