全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

釧路新聞社

在外教育施設派遣の川堰、松下教諭帰国報告【釧路】

帰国報告する松下教諭と川堰教諭(左から)

  在外教育施設の教員として文部科学省の制度により派遣されていた、台中日本人学校(台湾)の川堰清美教諭(釧路市立鶴野小学校)と、シカゴ日本人学校(アメリカ)の松下美保教諭(同音別小学校)がこのほど3年間の任期を満了し帰国。27日に市教委を訪れ、岡部義孝教育長に帰国報告と現地での活動を紹介した。

 両教諭ともに派遣期間は2020年4月から今年3月まで。川堰教諭はコロナ禍ですぐには派遣されず20年7月台湾入り。コロナ禍でさまざまな規制があったが「決して残念で悪いことばかりではなかった」とし、集団で学習することがどれだけ大切で意味あることかに気付かされたという。また、現地でのオンライン授業では、長時間行うことによる低学年児童への身体的影響や授業で使うスライド資料の制作など「ものすごく考えた3年間だった」と振り返った。

 松下教諭は20年8月にアメリカ入り。自身の子供が日本人学校や現地の学校などに通ったことから、日米の教員について比較し、日本の学校では休み時間や給食時も担任教諭の仕事だが、アメリカではそれぞれに担当の教員がいて、教員の休憩時間が確保されていることなどを紹介。現地の学校では多様な人種、言語などの子供がいて「多様性に満ちていた」と語った。

 岡部教育長は「一番厳しい時期の3年間に派遣されていた成果を、釧路の教育で遺憾なく発揮していただき、釧路の教育で感じた違和感をぜひ発信してほしい」と呼び掛けた。

 4月から川堰教諭は大楽毛小、松下教諭は白糠町立白糠学園で教壇に立つ。

関連記事

紀伊民報社

紀南の自治体から職員続々 大雨被害の海南市を支援

 6月2日から3日にかけての大雨で大きな被害を受けた和歌山県海南市を支援しようと、紀南の自治体が職員を派遣している。災害ごみの撤去など、復旧に向けた作業に当たった職員は「1週間たってもまだ爪痕が...

高校生ものづくりコン道ブロック大会、測量部門で苫小牧工高が最優秀賞

高校生が3人1チームで測量のスピードや正確さを競い合う第23回高校生ものづくりコンテスト北海道ブロック大会測量部門が8、9の両日、苫小牧工業高校で開かれた。道内8校による対戦で苫工のチームが最優秀...

荘内日報社

互いの文化や生活 理解深める ポーランド・アダム大と公益大オンライン交流 イ..

 ポーランド共和国で日本語を学ぶ学生と、東北公益文科大学(酒田市、神田直弥学長)の学生による交流会が7日、オンラインで行われ、学生たちが互いの国の文化や生活などについて理解を深め合った。公益大とポー...

ふたりぼっちパスポート 「1人分無料」12日発売 十勝

 「十勝シーニックバイウェイトカプチ雄大空間」代表者会議(野村文吾代表)が企画する「ふたりぼっちパスポート」の販売・利用が12日からスタートする。加盟施設の対象商品・サービスを2人で利用すると1...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク