「サンパチロク」に思いのせ どぅなんすんかに作詞講座 田頭さん、構成や表現方法解説
第2回講座「思いを八八八六にのせてみよう」で講師を務める田頭政英さん(提供)
【与那国】どぅなんすんかに作詞講座(同実行委員会主催)がこのほど、与那国町保健センターで2回開催された。2回とも30人以上の参加者が集まり、作品を見ながら八・八・八・六を指折り数え、口ずさむ人も見られた。
第1回は「スンカニの成立について」。沖縄国際大学名誉教授の狩俣恵一氏が、「どぅなんすんかに」が琉歌の基本形式に変化してきた背景や経緯について話した。
第2回は「思いを八八八六にのせてみよう」。ドゥナンスンカニ大会作詞の部の審査員や、方言辞典編集委員長の田頭政英さんが、過去の入賞作品を紹介しながら詞の構成や方言での表現方法を解説した。
田頭さんは「作詞は難しく考えず、日記を書くように、まずは自分の伝えたい思いを書いてみることが大切だ」と話した。
講座のアンケートによると、70代の参加者が最も多く、「ドゥナンスンカニに興味がある」と答えた人は平均66・5%、「少しある」は26・5%、「普通」は7%だった。「ドゥナンスンカニに魅力を感じる」と答えた人は69・5%、「少し感じる」は23・5%、「普通」は4・5%だった。そのほか「年間を通して数回開催してもいい」「とにかく書いてみる」「自作した詩で歌ってみたい」など作詞に意欲的な声もあった。
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