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長野日報社

地元産鹿肉、まちおこしに 商議所が料理勉強会 長野県下諏訪町

鹿肉の「焼き方」をテーマに、ローストの試食やハンバーグの調理を行った料理勉強会

 長野県下諏訪産鹿肉を活用したまちおこしにつなげようと下諏訪商工会議所は22日、鹿肉の料理勉強会を下諏訪町の下諏訪総合文化センターで開いた。同商議所の「中期商工業振興ビジョン」に掲げる地域資源商品開発プロジェクトの一環。町内の飲食店や旅館関係者ら約20人が参加し、低温調理したローストの試食やハンバーグの調理を通して、鹿肉の素材を生かす調理方法を学んだ。

 同町で有害鳥獣捕獲したニホンジカの半分以上が埋設されている現状を知った同会議所が、鹿肉を町の地域ブランドにすることで地域おこしに取り組みたいと、活用方法を模索。下諏訪猟友会の会長を務める太田洋さんが、下諏訪ジビエ販売所(同町東町上)を設立し鹿肉の安定供給が可能となったため、次はシカ肉を取り扱う店舗を増やそうと勉強会を開くことにした。

 この日は、鹿肉料理を提供する本田食堂(同町広瀬町)店主の本田由剛さんを講師に3種類を企画。ロース、内モモ、外モモを65度の湯で低温調理したローストを試食後、フライパンで加熱後にオーブンで焼いたローストを試食。部位や調理方法の違いを学んだ。このほかハンバーグも調理した。

 本田さんは、鹿肉の特徴を「鉄分が豊富で、その分酸化しやすい」とし、鉄の味を生かすとともに、短時間で変色しやすいため保存方法が重要だと伝えた。

 試食ではさまざまな意見が出された。ローストは内モモとロースが人気で、「やわらかい」「臭みを感じない」などと絶賛の声が上がった一方で、鉄の味が強いことに苦手意識を覚えた人もいた。ハンバーグは、「他の肉にはない弾力があって、独特なハンバーグが作れそう」などと期待の声もあった。

 月額会員制の総菜や弁当販売を手掛けるKitchen Zen店主の徳山美菜子さん(46)は「初めて食べたが臭みを感じずおいしかった。自分でどんな料理が作れるのかということも含め勉強していきたい」と意気込んだ。

 調理実習は全4回を計画。次回は揚げ方と煮方をテーマに行い、後半はメニュー開発を予定している。

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