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金刀比羅神社例大祭、8月第2金、土、日に正式決定【根室】

 【根室】4年ぶりの開催を目指す根室金刀比羅神社例大祭は、104年ぶりに日程を変更して行うことが正式に決まった。最終関係者会議が開かれた20日には、祭り支援予算案を盛り込んだ市の新年度予算も可決。コロナ禍で披露できていなかった根釧初の「無形民俗文化財」をアピールする祭りと位置付けての開催となるが、関係者からは3年間の空白による人材確保の難しさが吐露された。

 同神社社務所で開かれた最終関係者会議では、例大祭執行日を8月第2金、土、日曜日(今年は11~13日)。みこし渡御順路はコロナ前とほぼ変更ないものの、国道の占有時間短縮のため、みこしの駅前渡御をやめ、休憩時間の見直しなどで巡幸終了を5~10分早めた。

 課題は3年間の空白による人材の流出。会議ではある祭典区から「金棒の指導者が全員根室からいなくなっており、場合によっては金棒が編成できないことも考えられる」といった声が聞かれるなど、子供を中心に祭り参加者の確保に懸念が示された。

 こうした例から、宵宮祭と本祭儀の夜に行われていた「音と力の競演」は、本祭儀の夜1日のみとすることを確認。祭典区連絡協議会の佐藤美喜夫会長は「金棒や手古舞がそろわないことも想定し、先太鼓と山車という鳴り物の競演で行いたい」と話した。

 従来通りの寄付行為も、時代背景もあって難しさを抱えている。伝承文化の保護という観点から市が支援策として打ち出したのが、従来の事業を拡充した「人づくり・まちづくり補助事業」。4祭典区からの申請を受け、1祭典区200万円、最長3年間の支援が受けられる見通しだ。

 金刀比羅神社奉賛会の長谷川敬二会長は「披露できていなかった文化財指定披露を大きな力にして立派な祭りにしたい。祭りまでの間、皆さんの力添えをいただきたい」と参加者に呼び掛けた。

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