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荘内日報社

トマト選果に興味津々 酒田でファームステイ交流

ファーム北平田の選果場でトマトの選果を見学する田園調布学園の生徒たち=19日午前

 東京都世田谷区の私立女子中高一貫校「田園調布学園」(西村弘子校長)中等部の生徒が18―21の3泊4日の日程で、酒田市平田地域に「ファームステイ」に訪れ、農作業や農村文化の体験を通じ、地域住民と交流している。

 2003年度から平田地域の住民が実行委員会をつくり、市と連携して受け入れている。15回目の今年は2年生205人が訪れ、2、3人ずつ市内の民家69戸にホームステイしている。

 2日目の19日午前は、各ホームステイ先の家庭や同市漆曽根の農業施設で農業体験。このうち漆曽根の施設は、農事組合法人ファーム北平田(樋口準二代表)が旧北平田小跡地に整備したビニールハウスで、生徒60人がミニトマトを収穫した。赤く実ったものを一粒ずつ丁寧に摘み取った後、近くの選果場に移動し、選別機で大まかに選別後、人が一粒ずつ優劣をチェックして仕分ける様子を興味深そうに見入った。

 本間あかりさん(13)は「自分で収穫したせいか、トマトはとても甘くておいしい。人の手で仕分けするのは大変だと思った」、和知未涼さん(13)は「普段見られない仕分け作業などを見られて面白い。何げなく売られているトマトが、実は多くの手間を経ていることを実感した」と話した。

 西村校長は「生徒たちはちょっとしたカルチャーショックを受けているかも。本校では体験や実感を重視しており、酒田での体験はとても有意義」と話した。

 同日午後はグループに分かれ、川遊びや庄内刺し子、そば打ち、笹巻き作りなど農村文化を体験。20日も各家庭で農作業や農村文化の体験、観光などを行う。

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