計画見直し方法など協議 各取り組みや現状も報告 石西礁湖自然再生協

取り組み報告やグループディスカッションが行われた石西礁湖自然再生協議会=16日午後、大浜公民館
第31回石西礁湖自然再生協議会(会長・土屋誠琉球大学名誉教授)が16日、大浜公民館で開催された。今年度の大規模白化やオニヒトデの発生、気候変動、石西礁湖自然再生全体構想行動計画の見直し方法について意見交換した。
会議では、各委員の取り組みや環境省のサンゴ群集モニタリング調査、サンゴ群集修復事業の実施状況、ことし1月に県内で初めて開催された自然再生協議会の全国会議の開催などが報告された。
石西礁湖自然再生全体構想行動計画2019~23の見直し方法では、次期の24年から28年までの5年間の計画の見直し案のとりまとめ方法などが話し合われた。
また、陸域負荷対策ワーキンググループの設立についても意見が交わされた。 委員からの取り組み発表では環境省九州地方環境事務所が沿岸生態系の気候変動適応マニュアルの策定について説明。喜界島サンゴ礁科学研究所は住民とともに取り組む喜界島のサンゴ礁保全などを紹介。沖縄県自然保護課はオニヒトデ対策の成果と課題について報告した。
グループディスカッションでは、石西礁湖の認知度向上についてグループで話し合い、発表した。
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