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北羽新報社

「一戦必勝」胸に 能代松陽高ナイン甲子園へ出発

センバツ甲子園の開幕が近づき、能代松陽の選手たちが関西に向けて出発(能代松陽高で)

 第95回記念選抜高校野球大会(18~31日・兵庫県西宮市の阪神甲子園球場)に初出場する能代松陽の選手らが15日、大会に向け出発した。保護者や教職員、地域住民らが見送る中、沖縄遠征帰りで日焼けした選手を乗せたバスが能代市緑町の同校を出発、秋田市の秋田空港から空路、宿舎がある大阪入りした。能代松陽の初戦は21日午前9時開始の2回戦第1試合で、石橋(21世紀枠・栃木)と対戦。大阪で最終調整を図り、初陣に挑む。

 能代松陽はセンバツ甲子園に向けて調整しようと、土を求めて今月2日から14日まで沖縄県に遠征。対外試合が解禁された4日から連日、沖縄水産や興南、浦添商といった甲子園経験校や日本ウェルネス沖縄など実力校と練習試合を計25試合実施、対戦成績は19勝6敗だった。能代松陽の選手たちは14日午後5時30分ごろ、帰校した。
 15日は午前9時に同校グラウンドで練習を開始。甲子園を控え、自校グラウンドでの最後の練習で、ティーバッティングやマシンを使った打撃練習に汗を流した。
 工藤明監督は「自信を付けることができた遠征だった」と沖縄遠征を総括。投手陣に負担をかけないよう全試合で継投策を取るなど本番を見据えて調整し、「けがもなく終えられた」と話した。
 大高有生主将(2年)も「懸念していた守備も試合を重ねるごとに安定し、打撃も冬場の振り込みの成果が出た。いい状態で大阪に行ける」と充実した様子。エース右腕の森岡大智(同)は「球のキレや伸びを意識して冬に取り組んだ成果を実感した。関西入りすると練習時間も限られるので、1分たりとも無駄にせず100%のコンディションで試合に臨めるようにしたい」と力を込めた。
 約2時間の練習の後、ナインが整列して大高主将が教職員や保護者、地域住民らに「日本一になれるように一戦必勝で頑張ってきます」とあいさつ。その後、登録選手18人と記録員やマネジャーら部員24人がバスに乗り込み、午前11時50分ごろに同校を出発した。
 チームは秋田空港から大阪入りし、大阪府守口市内の宿舎に到着した。16日は大商大堺などと最後の練習試合を行う。17日から練習を続け、初戦に臨む。

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