4年ぶり岡谷太鼓まつり 8月13、14日の開催決まる 長野県
長野県岡谷市の夏の風物詩として親しまれている第54回市民祭「岡谷太鼓まつり」の主催者会議が15日、市役所で開かれた。市、岡谷商工会議所、市観光協会、区長会の主催4団体と、祭りの企画、運営に携わる企画委員会の代表者の5人が出席。8月13、14の両日に従来と同等の内容で開催することを決め、4年ぶりの祭りに向けて準備を進める方針を確認した。
太鼓まつりはコロナ禍で、2019年度の第50回を最後に3年連続で中止となった。感染拡大を防止するとともに、打ち手の練習や各部会の準備が十分にできていないことも理由にあった。
会議では事務局が祭りに向けた各部会の取り組み状況を説明。太鼓連は18団体中の11団体が活動を始め、2月中旬からはそろい打ちの練習も再開したと報告した。
企画委員会の笠原新太郎委員長は「早い段階から機運を盛り上げ、しっかり準備して良い祭りにしたい」と意欲を示した。実行委員長の今井竜五市長は「4年ぶりの開催を決め、動き出せてうれしい。安全安心で市民が楽しめ、観光客にも来てもらえる祭りにしたい」と話した。
関連記事
大川小へ155個の紙灯籠 鵡川高 生徒と教職員が祈り込め
むかわ町の鵡川高校(志鎌正人校長)は、宮城県石巻市の一般社団法人Team大川未来を拓くネットワークが8月に実施する「おかえりプロジェクト」に協力するため、紙灯籠155個を製作した。東日本大震災で...
若者の県外流出に歯止めを 高校生対象に地元企業見学ツアー 酒田市企画
人口減少の一因である若者の県外流出に歯止めをかけようと、高校生を対象に酒田市が企画した企業見学ツアーが9日、市内一円で行われ、同市の酒田光陵高校(藤田雅彦校長)の普通・商業両科で学ぶ2年生計129人が...
観覧車以外の遊具の運転再開 おびひろ動物園
おびひろ動物園(渡邊誠克園長)で11日、観覧車を除いた遊具の運行が再開した。午前中から親子連れが来園し、久しぶりに動く豆汽車やゴーカートの走行音が園内に響いた。 同園では、観覧車点検中に...
児童が住民に英語指導 吉部小で特別プロジェクト【宇部】
吉部小(河村正則校長)で10日、児童たちが先生となって教壇に立つ特別プロジェクトが行われた。5、6年生合わせて7人が、古里の魅力を伝えるための英語表現を地域住民9人に熱心に指導した。 全国...