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荘内日報社

「しのたまわく―」三瀬保育園児が論語素読 庄内藩校致道館

 君子学んで以(もっ)て其(そ)の道を致す―。鶴岡市の庄内藩校致道館で11日、同市の三瀬保育園(本間日出子園長)の年長児による「庄内論語」の素読が行われ、着物姿の園児たちが保護者を前に1年間練習を重ねてきた成果を元気に披露した。

保護者の前で1年間の素読の成果を発表する園児たち

 同保育園では7年前から年長児が毎月1回、致道館を訪れ、同館統括文化財保護指導員の富樫恒文さん(75)の指導を受け、論語の素読を体験している。本年度の年長児11人も4月の桜の時期から雪に囲まれた厳冬期まで毎月足を運び2編ずつ素読を繰り返し学んできた。

 この日は卒園式を前に、保護者へ1年間の頑張りを発表。藩主が入る「御入間(おいりのま)」で、富樫さんの後に続いて「しのたまわく―」とみんなで声をそろえて20編の素読を披露した。見守った保護者から拍手が湧き、本間園長も感激の様子で「1年間、とてもすてきな場所で良い時間を過ごすことができた。みんな立派です」とお褒めの言葉を贈った。

 富樫さんは「致道館で学んだことを大切にして小学校に入学してからも頑張って」と園児たちに語り掛け、修了証を手渡した。佐藤萌香ちゃん(6)は「致道館に来て素読するのが楽しかった」と話し、父親の伸浩さん(59)は「立派な素読で、わが子の成長を感じた」と目を細めていた。

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