子ども舞の練習開始 例大祭で4年ぶり披露 本宮大社
「大和舞」の動きを確認する男児ら=10日、和歌山県田辺市本宮町で
和歌山県田辺市本宮町の熊野本宮大社の例大祭(4月13~15日)で舞を披露する地元の子どもたちの練習が10日、始まった。新型コロナウイルスの影響で過去3年は見送られたため、4年ぶりになる。子どもたちは練習を重ねて本番に臨む。
舞は例大祭の最終日に大社の旧社地「大斎原(おおゆのはら)」で奉納する。男女4人ずつで、男児は御幣を持って「大和舞」を、女児は扇子を持ち「八咫烏(やたがらす)舞」を担う。昨年までは、氏子青年会の有志が代役を務めた。
10日の練習は大社の瑞鳳殿であった。子どもたちは、氏子青年会員らから指導を受け、一つ一つの動作を確認した。
本宮中学校1年の岩田耕希君は「ずっと参加したいと思っていた。しっかり練習して、自信をつけて本番に臨みたい」。本宮中1年の真砂りえさんは「足の動かし方で難しい部分もあるので、家でも練習するつもり」と話していた。
練習を見守っていた総代会長の榎本隆文さん(71)は「本番ではぜひ頑張ってもらいたい」と期待した。
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